海洋少年団について

海洋少年団について

日本は、ぐるりと海に囲まれた国です。
海洋少年団は、この海を訓練の場として、海に親しみ、海からいろいろなことを学び、知らず知らずのうちに海に鍛えられ、海と仲良しになる子供の社会教育団体です。

  1. 所管
    文部科学省と国土交通省(海上保安庁)の所管団体です。
  2. 全国組織
    社団法人 日本海洋少年団連盟が東京にあります。
    その傘下に北海道から沖縄まで約120の海洋少年団が活動しています。

しつけ

海洋少年団では、「しつけは訓練の基本である」という考えで、しつけを重視しています。「ちかい」と「やくそく」の実践を基本方針とし、ひとりでにこれらが身につき、進んで守れるように指導しています。

ちかい

  1. 海のような広い心で団結し、すべての人を友とします。
  2. からだをきたえ、心をやしない、りっぱな海の子になります。

やくそく

  1. 海洋少年団員は名誉を重んじます。
  2. 海洋少年団員は誠実です。
  3. 海洋少年団員は人を助け親切です。
  4. 海洋少年団員は礼儀を正しくします。
  5. 海洋少年団員は進んで規律を守ります。
  6. 海洋少年団員は約束を守ります。
  7. 海洋少年団員は節約します。
  8. 海洋少年団員はほがらかで何事にも積極的です。
  9. 海洋少年団員は清潔整頓につとめます。
  10. 海洋少年団員は常に感謝を忘れません。

5分前の精神

訓練や作業にとりかかる前の準備態勢を指導しています。「何事も5分前」の精神は、時間厳守、決めたとおりに実行するという週間を身につけるためにも、海洋少年団活動の基本となります。

基本動作

海洋少年団では、集団としての行動を敏速かつ的確に行う必要があります。したがって、集合や整列整頓などの基本動作が重要となるため、ひとりひとりが規律を守り、機敏な動作がとれるような訓練を行います。

礼のこころ

敬礼は、お互いの相手を知り、尊重しあい、親密のこころを深めるためのものです。目上に対する礼、友に対する親しみ、年下に対するいたわりのこころを養います。団の規律は、このような中から芽生えていきます。

服装

海洋少年団活動では服装を重視しています。「やくそく」に定める、名誉・誠実・礼儀・規律・約束・節約清潔整頓の実践につながるからです

記章

海洋少年団では、「組織を示すための記章」「教育・訓練によって習得した技能を示す技能章」「団活動の功績を示す年功章、優等章」などかあり、団員の励みになっています。

詳しくは….

『日本海洋少年団連盟のホームページ』をご参照下さい。