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644. もう・・・ひと月が経つのですね - 五期 木村(平田)順子 - 2007/12/04(Tue) 14:12 - [削除]

 木曽先生が逝かれてひと月になりますが、わたくしにはまだ実感がありません。
 先輩や後輩達が最期を看取り、その後も葬儀の様子を報告頂きました。
最期まで、一番の恩師の所へ顔も見せないままでいた事を、今も痛心しています。
 亡くなられる数日前、先生からお手紙が届きました。
(亡くなられる二十日前に書かれた手紙でした。)
 <特攻隊の17歳の少年が、「長きに亘り御養育くださり有難うございました」との主旨を遺し敵艦に突っ込んだ。同じ死でも私の死の次元は遥か下のほうです。 我々は死ねばミネラルになります。ただ、霊魂は残ります。それはなにも宗教や哲学、精神などとはまったく異質です。
「想ひ出」です。訓練のあの時、木曽が怒ったなあ〜、などと胸によぎった時、私の魂はあなた達の体の中に宿っています
 >
・・・と。
そして、<40周年記念式典は立派なものでした。それどころか「木曽吉三郎激励会」の盛り上がりのような気がして嬉しさと身勝手さが交錯した気分になりました>
とも記されていました。
 当時の病状の辛さも徒然と記されていました。
わたくしの中では、まだ先生はいつまでも元気な先生です。
全国大会の帰りに新横浜駅で見送った時の先生のままです。
まだ最期を送れていなく、情けないと思っています。
 最後に、先生の病状を、毎日のように知らせてくれた後輩達に、お礼申しあげます。

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